コラム一覧

   

男女平等参画、男女をとりまく問題・課題などをテーマにしたコンテンツを掲載しています。イーブルなごやで過去に開催した講演会の講演録もこちらからご覧いただけます。

女性のからだについて知ってほしいこと ~自分がどんな人生を送るか、自分自身で決められる~

知ってほしい女性の心の不調とホルモンとの関係や安定した心の持ち方など、私たちの人生をよりよいものに変えていくヒントについてお話しいただきました。

講師:高尾 美穂さん(産婦人科医師・スポーツドクター・ヨガ講師)

掲載日:2022年9月15日

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成熟社会での生き方、ワーク・ライフ・ソーシャル=ハイブリッド人生

元祖イクボスが勧める成熟社会での生き方を語っていただきました。人生において、家事や育児などの「ライフ」、仕事の「ワーク」、そして地域活動やボランティア活動などの「ソーシャル」の3つを大切にすることで生まれる相乗効果について、お話いただいた特別講演会(2020年11月20日開催)の講演録です。

講師:川島 高之さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン 理事)

掲載日:2021年1月4日

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家族会議をしましょう 第6回「ところで、家族って何でしょう。家族について考えてみましょう。」

今まで、5回にわたって家族会議をしてきていただきました。これまで、家族について考え、家族で話し合いをし、家族の関係性についても検討してきたことと思います。では、家族っていったい何でしょうか。現行の民法においては、親族の定義はあっても家族の定義はありません。国勢調査も家族単位ではなく、世帯単位で実施しています。

あなたの考える家族の定義は何ですか。家族の関係性や、役割分担、誰を家族と思うかということも、人それぞれです。あなたにとって、家族はどなたですか。家族は、次世代の子どもたちを育む器でしょうか。次世代の子どもを育む器は家族だけですか。あなたの家族メンバーは誰ですか。家族との関係はどうでしょうか。家族の役割、家族の範囲など、家族について考えてみるワークをしてみましょう。

あなたの価値観が、見えてくるかもしれません。あなたが家族だと思う人にもワークをしてもらい、その結果をもとに話し合いましょう。家族メンバーの価値観も、見えてくるかもしれません。

 

家族関係図を描いてみましょう

自分の家族関係図を描いて、家族について考え、家族との関係を見つめ直してみましょう。

「家族との関わり「家族関係図」」(PDF)を見る

 

ワーク「赤ちゃんの幸せ」をしてみましょう

「赤ちゃんの幸せ(会議資料)」をよく読んで、課題シートに順位を書き込んでみましょう。あなたが家族に求めるもの、あなたが考える子育て方法、あなたのジェンダー意識などのあなたの「家族」に関する価値観が見えてくるでしょう。

あなたが家族だと思う人たちにも、同様の作業してもらいましょう。みんなの順位が決まったら、家族会議をして、家族としての順位付けを、コンセンサス(集団としての合意)によって、決定しましょう。「子育ては実母に限る」「父親は何をしているのだ」「子育てにはお金がかかる」「施設環境を整えるべきだ」「子育てには、母親と父親がいたほうがいい」「実母の心情が気にかかる」など、色々な意見が出ることでしょう。それらの意見をじっくり聴いて、十分に話し合って、家族としての合意を目指しましょう。

「ワーク「赤ちゃんの幸せ」」(PDF)を見る

 

これらの作業を通して、自分自身の家族観が見えてきたでしょうか。家族との関係について見つめ直すことができたでしょうか。家族でゆっくり話し合うことができたでしょうか。

新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止の影響で、家族で過ごす時間が増え、関係性が良くなったケースがある一方で、ドメスティックバイオレンスや児童虐待の増加も懸念されています。また家庭内役割を女性が担う傾向が強く、女性たちの家事・育児の負担がクローズアップされてもいます。その結果、イクメンに目覚めた男性もいらっしゃるとの報道も目にする一方で、負担増になった女性の悲鳴も聞こえてきます。まずは自分自身の価値観や家族メンバーの価値観を知り、さらに家族でよく話し合って、コンセンサスを得ることが、ご自身の納得する家族関係の形成につながると思います。

執筆:椙山女学園大学教授 吉田あけみ

掲載日:2020年9月25日

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家族会議をしましょう 第5回「我が家のおうちルールを考えよう」~その思い込み…あなた自身を苦しくしていませんか?~

あなたの家は、家族にとって居心地のよい場所ですか?

「100%いつでも幸せ!」ではなくても、「喧嘩することもあるけど、どちらかといえば…」レベルでOKです。

 

今回は、家族が幸せを感じるためにも、まず「あなたが幸せであること」について考えてみましょう。

きっとあなたも「家族が幸せになる」ために、いろんなことをしていることでしょう。ただ、家族のために「知らず知らずに」自分を犠牲にし過ぎる人もいます。

あなたはいかがですか?家族のために犠牲になったり我慢しすぎたり、していませんか?

ここまで読み進めると、多くの方が「そんなことはない」と感じるかもしれません。でも、もしかすると気づいていないだけかもしれません。

 

自分では気づいていない「無意識の偏ったモノの見方」を「アンコンシャスバイアス」といいます。

人は誰にでも「アンコンシャスバイアス」があり、そのこと自体に善悪はありません。ただ、人と関わる時に「つい」言ってしまうことが、目の前の相手にとって「不快」につながることがあります。

この「つい」言ってしまうのはなぜか? 「自分では気づいていない(=無意識)」のため、言っている本人も気づいていない、つまり「悪気がない」のでつい、言ってしまったり、思ってしまったりしているのかもしれません。

 

例えば、保育園の送迎をしているパパに対して、他の園児のママが一言

「あら?今日パパ?ママ体調悪いんですか?」

さぁ、こう言われたパパ!あなたはどちらタイプですか?

・「いいえ~、ママは元気に仕事行きました」と言って気にしない

・「いいえ」と言った後、心の中でつぶやく

 →「パパが来たっていいだろう?!」

 →「やっぱり送迎はママの方がいいのかな?」

  →ママと相談

  パパ「他のママにいろいろ言われるから、送迎はママの方がいいんじゃないの?」

  ママ「そうだよね…よそのおうちもママが多いし、やっぱり普通ママだよね…」

他の園児のママの言葉は、きっと悪気なく「保育園の送迎はママの役割」が無意識のうちに「当たり前」と思いこんでいるから出ているのかもしれません。実際は…子乗せ自転車に乗るパパも増えているし、その家庭がうまく回っていればOK!なんですよね。

パパ「できる時は送迎したいけど、やっぱりママの方が自然だから、明日からは止めた方がいいかも…」。

ママ「パパが行ってくれると助かるけど、普通はママがすることだし、頑張ればできないこともないし…子どものためにも頑張ろう…」といったことをもしも思ってしまったら、それは、もしかしたら、アンコンシャスバイアスの影響をうけているかもしれません。

 

それではここで、前回の「第4回家族会議をしましょう」を是非ご覧ください。

誰が登場しているのかイメージ映像を作りながら、【事例】を読んでみてください!

 

さぁ、いかがでしたでしょうか。 コラムの事例に出てくるイメージ例は次のようなものです。

・「子どもをお風呂に入れる」のは当然ママ(パパ)だろう

・テレビを観ているパートナーとは、どこの家でも普通パパのことだろう

・食器がテーブルの上に30分放置されイライラしているのは、絶対ママだろう

これらは「ステレオタイプ(属性で決めつける)」の例で、「家庭内役割意識」に根付いたものと言えます。「ママ(パパ)はこうあるべき」「家族は普通○○のはず」「絶対に家事は○○しなきゃ」と思い込んでいることはないでしょうか?

 

ここからは、自分自身を「苦しく」している無意識の思い込みはないか、「自分」に目を向けましょう。

*得意でやっている・本当にそのことが好き、は「不快」ではありません。自分が大切にしたい価値観、とは区別してくださいね!

STEP1:ワークシートの空欄部分に「普通は・・・」や「当たり前」と思っていることを記入してみましょう。

STEP2:その中で、「実は不快かもしれない(実はイヤかもしれない)」ということがあれば、チェック 。

STEP3:チェックした項目について、その理由を書き出してみましょう。

STEP4:家族に気づいたことを伝え「我が家のおうちルール」を作りましょう。

例:掃除は毎日するものだと思っていたけど、〇日に一回でもいいと思うんだけれど、どうかな?

例:配送料がかかるけど月2回ぐらいだったら食材宅配を利用したいと思うんだけれど、どうかな?

例:パパ送迎はうちだけだけど、他のおうちに合わせなくてもいいと思うんだけれど、どうかな?

 

注意!「家族会議」のための準備です。「家庭内トラブル」を勃発させるためのものではありません。 おうちルールを考える時には、NG「あなたが○○してよね!」といったように、相手に「押しつけたり」「決めつけたり」といった発言や、指示命令は控えましょう。「私は○○と思うんだけれど、どう?」と、提案型でいきましょう。お互いが「そんなふうに思ってたんだね~☆」と思いやる気持ちが大切です。 ひとりひとりが、心健やかに、ご家族との時間を過ごせますように。

執筆:一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所認定トレーナー 市川麻波

掲載日:2020年8月25日

家族会議をしましょう 第4回「これだけは守って欲しいことを共有しましょう」

コロナの影響で、家族との過ごし方や働き方に変化があり、「イライラ」が募ってしまうことありませんか?

「怒り」は人間誰もがもつ自然な感情です。「怒る」ことが悪ではありません。ただ、その怒りで「後悔しない」ことが大切です。例えば、怒りをぶつけて自己嫌悪に陥る、怒りをこらえたためにずっと心の中がもやもやする、などです。
家庭内で起こり得る「イライラ」とうまく付き合うために、家族で「イライラの原因」を考えてみましょう。

「これだけは守って欲しい」ことを共有しましょう。

怒りの裏には、自分の「~べき」「~はず」が隠れていることが多いです。そして、自分の「~べき」「~はず」は他の人も同じ様に考えている、と思い込んでしまっていることがあります。まず大切なことは、「自分と他の人は、たとえ家族であっても考え方や受け止め方が違う」ことに気づくことです。

無駄にイライラしないためには、
自分にとって「①許せること」「②まぁ許せること」「③許せないこと」を
お互い知るといいですね。

STEP1:次に挙げる事例は、あなたにとって①②③どのゾーンに入りますか?

STEP2:家族はどのゾーンで受け止めていますか?

STEP3:ゾーンが違う場合、③を共有して家庭内ルール「これだけは守って欲しい」を決めましょう。

ただし、全て「自分のゾーンに合わせて!」ではルールが決まりにくいものです。自分の②を広げることができるかどうか、何があれば広げられるのか(何を求めているのか)、についても家族で共有できるといいですね。

【事例】

  • 子どもがお風呂に入る時間が21時だったら?
  • 夕食の品数が1品のみ!
  • 「何時に帰ってくる?」というメッセージの返信が30分経っても来ない…
  • トイレ掃除は週に1回でいいよね?
  • 夕食の準備ができているのに「夜ごはんいらない」というメッセージが来た!
  • お菓子の袋(プラゴミ)が机の上に出しっぱなし…
  • 燃えるゴミ用の袋に新聞紙が捨てられている!
  • テーブルの下に、今日履いていた裏返った靴下がある!
  • 子どもの明日の持ち物を準備しているのに、パートナーがテレビ観てる…
  • 「ごちそうさまでした」の後、食器がテーブルの上に30分放置されている
  • 外から帰ってきたのに、手洗いうがいもせず、子どもの頭をなでる

家族会議中はくれぐれも「そんなふうに思っていたの⁉」とイライラしないでくださいね。家族であっても話してみなければ、お互いの考え方はわからないものです。お互いに「あ~そうだったのか」「このゾーンに入っていたから怒っていたのか」と、会話しながら進めてみてください!

執筆:一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントファシリテーター™ 市川 麻波

掲載日:2020年7月27日

家族会議をしましょう 第4回「これだけは守って欲しいことを共有しましょう」の画像

家族会議をしましょう 第3回「家族の時間割(水害編)を作りましょう」

家族の時間割とは、タイムラインのことです。「タイムライン」というのは、あらかじめ何が起こるか、その時『いのちを守る』ためにどうすればいいか、「いつ」「誰が」「何をするか」ということを家族で考えておくことです。

被災された方から、「まだ大丈夫」と思っていて逃げ遅れたという話をよく聞きます。避難の判断を誰がするのか、背中を押すのは「あなた」です。その時にパニックにならずに、家族で何をしたらいいのか、大切な命を守るために、準備しておけばよかったと後悔することがないように、あらかじめ考えておく機会を作りましょう!

家族会議をしましょう… 「家族の時間割(水害編)を作りましょう」

用意するもの

  • 住んでいる自治体から発行されているハザードマップ
  • 【A】やること一覧リスト ※【A】【B】は、このページのボタンからダウンロードできます。
  • 【B】家族の時間割シート(水害編)
  • 付箋紙(10枚x人数分)
  • 参考資料
    名古屋市:避難行動の目安 指定河川洪水予報
    「避難行動の目安」QRコード 「指定河川構図う予報」QRコード

 

行い方

  1. ハザードマップを開いて、わが家の周りのことを調べましょう。
    1. ハザードマップ上に、わが家の印をつける。
    2. 避難する先に印をつける。避難する先は複数個所を用意する。(分散避難)
      指定緊急避難場所や指定避難所以外にも、頑丈な建物の高い階、水害の危険のないところに住んでいる親せきや友人宅など。(垂直避難・分散避難)
    3. 避難する先への距離と、道順(複数)について家族で話し合う。
      土地の低いところを通らないように気をつける。
  2. 避難をするかしないかを決める。参考資料「避難行動の目安」を参照。
    頑丈な建物の高い階、水害の危険のないところに住んでいる方は、家に。
    暗くなってからの避難は危険です。
    家族で避難するなら何時までに避難するかなども決めておく。
  3. 避難の必要がない。集合住宅の高い階や高台にお住いのご家族。
    周辺の水がすぐにひかない場合のことを考えて、食料や日用品の備蓄を見直す。水、食料、トイレなど。
    ※排水口から汚水が逆流する可能性があるので、排水口に水のう(*)で蓋をする。
    (*)水のう…45リットルのごみ袋などに水を入れて重しとする。
  4. 避難までに「やっておくこと」を家族の時間割シートを見ながら付箋紙に書き出す。(10分くらいを目安に)
    1. わが家としてやっておくことを付箋紙に書き出す。思いついたものからどんどん書き出す。
    2. 持ち物については非常持出袋(*)を参照する。
      特に、コロナ禍での避難で必要なものを挙げるとすれば、体温計、マスク、消毒液、スリッパ、ポリ袋、ビニール手袋、石鹸、タオルなど。
      (*)家族会議をしましょう 第1回「非常持出袋の中身を決めましょう」
  5. 【A】「やること一覧リスト」に(4.ア)で書き出した付箋紙を項目別に貼る。やる人を決めていく。
  6. 【A】「やること一覧リスト」から【B】「家族の時間割」を完成させる。
    できるだけ早めに「リストアップしたやること」を済ませられるように、家族でよく話し合う。

注意すること

  1. ハザードマップの結果が浸水も少なく、比較的安全であっても今度の被害は、今までとは違うという意識で対応すること。
  2. 集合住宅で階層が高いと浸水被害はないと思われるが、ベランダの排水溝を掃除する。
    過去に、排水溝にポリ袋やごみがたまって、ベランダに水があふれて部屋に入ったという事例がある。
  3. 河川に近いところに住んでいる人は、平常時から水位を確認しておく。

執筆:防災・減災を考える自主グループ「エンジェルランプ」代表 椿 佳代

掲載日:2020年7月22日

家族会議をしましょう 第3回「家族の時間割(水害編)を作りましょう」の画像

家族会議をしましょう 第2回「育休明けの育児の役割を決めましょう」

夫婦が共に仕事に復帰した後の育児は、育休中とは異なり、二人+αで分担することになります。特に、両立の負担が一人に偏らないようにするためには次の3つのポイントが重要になってきます。育休中に話し合っておきましょう。

保育園への送り迎え

朝の送りと夕方の迎えの両方をなるべく別々の人がするように分担します。

保育園に登録する連絡先

保育園からの連絡を受ける人と、実際に迎えにいく人を別の人にして、夫婦が共に子どもの状況を把握できるようにしましょう

保育園に登園できない日の保育者

病気などで保育園に登園できない日に、子どもの面倒を見られる人をなるべくたくさん考えておきましょう。

 

これらの分担を整理するために、保育関連分担表を使うと便利です。保育園に登録する連絡先、一週間の送り迎えの分担、子どもが保育園に行けない日の保育者リストについて、育休から復帰するまでに検討し、家族との根回しや、各種サービスを使う場合は登録を済ませておきましょう。

執筆:育休後コンサルタント® 山口 理栄

掲載日:2020年6月25日

家族会議をしましょう 第1回「非常持出袋の中身を決めましょう」

1人に一つ必要です。家族一人ひとりが自分に必要なものを自分で用意して、マイバッグを作りましょう。避難した先には何もないことを想定して、そこで使うものが入っていること。大人で10~15㎏位を目安に用意しましょう。子どもには、年齢や体格にあったものを。幼児でもお菓子、おもちゃ、おむつなどを。 それぞれに必要なものを厳選して家族で話し合って用意しましょう。津波の危険がある地域では、すぐに持ち出せること、逃げられることが重要です。

家族会議をしましょう… 一人ひとりの「非常持出袋の中身を決めましょう」

用意するもの

行い方

>>> 非常持出袋の中身を決めましょう。

  1. 参考資料を見ながら付箋紙に書き出す。(参考時間3分)
  2. 考えた中身を発表する。(2分/1人)
  3. 個人に必要なもの(○)、家族で共用できるもの()を付ける。
  4. 個人に必要なもの、家族で共用できるもの、それぞれを検討して中身を決めましょう。

    付箋紙を入れ替えたり、ふやしたりしながら、決めていきましょう。

  5. 決まったものをワークシートに書き入れる。

※ここでは25個ですが、それぞれ必要と思うものがあれば、重さを考えながら自由に増やしてください。点数が多いのは問題ありません。

>>> 家族で必要なものを考えよう!

 1~5について、確認していきましょう。(各項目5分ずつ)

>>> いつまでに用意するか決めよう!

 日付をワークシートに記入します。

出来上がり

「非常持出袋の中身を決めましょう」 記入できたものを自分のバッグやリュックサックに一緒に入れて出来上がりです。

「安心・必要・大切」を中心に!

自分に必要なものは何でしょうか? いつも持っていて安心する+生活に必要+大切にしている。 それぞれ人によって違います!

安心 : ポーチやバッグの中身など

 例:ハンカチ、ティッシュペーパー、お財布などいつも持って出かけるもの+スマホの充電器など

必要 : 食料や生活に必要なもの

 例:水・食料、洗面用具、スリッパ。。。

 非常食のおすすめは、レトルトのおかゆやお雑炊です。おいしいものを用意してください。

 乳幼児のサイズが変わるものなどは、一つ大きめを用意します。

大切 :

 例:銀行や金融関係、保険関係の書類のコピー、それぞれのお気に入りのもの

そして・・・新型コロナ感染症対策として、マスク、消毒液、体温計は必須です。

また、衣替えの前に非常持出袋の中身をチェックして季節のモノを入れ替えましょう。

 

非常持出袋をしまい込むのではなく、身近な場所に置くことで災害時にすぐに持ち出せることにつながります。 袋やリュックサックに入れるほかに、ポケットがたくさんついたベストに入れて身に着けるということも考えられます。それぞれに合ったものの準備をしてください。 住んでいる場所にもよりますので、ハザードマップを見て避難時の話まで広げられるといいですね。

執筆:防災・減災を考える自主グループ「エンジェルランプ」代表 椿 佳代

掲載日:2020年5月27日

家族会議をしましょう 第1回「非常持出袋の中身を決めましょう」の画像

女性の政治参画はなぜ進まないのか!?

ジェンダーギャップ指数によると、日本は政治分野で毎年低くランキングされます(2018年は149か国中125位)。日本では、なぜ政治的意思決定の場に、女性が少ないのでしょうか?「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」のワーキングチーム有識者アドバイザーである上智大学 三浦まり教授に、女性の政治参画がわたしたちの社会、そして日常の生活にどのような変化をもたらすのかをご講演いただいた特別講演会(2019年6月8日開催)の講演録です。

講師:三浦 まりさん(上智大学法学部 教授)

掲載日:2020年3月23日

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笑って考えるジェンダー論 ~家庭のこと 仕事のこと 未来のこと~

人気東大教授 瀬地山教授に、子どもの送迎と夕食作りを担当する毎日や、カリフォルニアでの娘との「父子家庭」を過ごされた体験なども踏まえ、笑いを誘う巧みな話術での「ジェンダー論」をご講演いただいた特別講演会(2015年6月26日開催)の講演録です。

講師:瀬地山 角さん(東京大学 教授)

掲載日:2018年12月26日

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