家族会議をしましょう 第2回「育休明けの育児の役割を決めましょう」
家族会議をしましょう
夫婦が共に仕事に復帰した後の育児は、育休中とは異なり、二人+αで分担することになります。特に、両立の負担が一人に偏らないようにするためには次の3つのポイントが重要になってきます。育休中に話し合っておきましょう。
保育園への送り迎え
朝の送りと夕方の迎えの両方をなるべく別々の人がするように分担します。
保育園に登録する連絡先
保育園からの連絡を受ける人と、実際に迎えにいく人を別の人にして、夫婦が共に子どもの状況を把握できるようにしましょう
保育園に登園できない日の保育者
病気などで保育園に登園できない日に、子どもの面倒を見られる人をなるべくたくさん考えておきましょう。
これらの分担を整理するために、保育関連分担表を使うと便利です。保育園に登録する連絡先、一週間の送り迎えの分担、子どもが保育園に行けない日の保育者リストについて、育休から復帰するまでに検討し、家族との根回しや、各種サービスを使う場合は登録を済ませておきましょう。
執筆:育休後コンサルタント® 山口 理栄
掲載日:2020年6月25日