イーブルなごや・フェスティバル2024
今年度はイーブルなごやが発足して10周年にあたります。フェスティバルのテーマも「イーブルなごや10周年さらなる一歩でつながろう!」とし、昨年のフェスティバル企画「イーブルなごや・フェスティバル2024について語ろう」で今回のフェスティバルについて皆で語り合い、出し合った意見を取り入れてイベントを企画しました。 その意見の中で要望のあった映画鑑賞を取り入れ、例年指定管理者企画が開催している男女平等参画をテーマにした国際映画を題材にしてコーディネータによる解説付きの鑑賞会をフェスティバルのイベントとして開催しました。
イーブルなごや10周年 さらなる一歩でつながろう!
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「映画「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け ~声を上げ、つながることで変えられる未来~」
5月25日(土曜日)午後1時30分から午後5時まで
#MeToo運動のきっかけとなったアメリカ映画プロデューサーの性的暴行事件の実話をもとにした映画を題材にして、私たちを孤立に導く構造的な暴力と、それに立ち向かうために皆でつながることの大切さについて考えてみました。 |
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主催:イーブルなごや(実行委員会企画・主催講座L-1) |
特別講演会「母であっても、母でなくても ~“私の幸せ”を選ぶ、女性の生き方~」
6月15日(土曜日)午前10時30分から正午まで
女性や子どもをテーマにした小説や絵本など80冊以上の翻訳を手掛けておられる翻訳家の鹿田昌美さんを招き、米国の子育て環境や状況をベースに女性の生き方や子育てについてお話していただきました。 |
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主催:名古屋市・名古屋市教育委員会 /運営:イーブルなごや |
全館オープングループ活動デー
6月29日(土曜日)午前9時30分から午後4時30分まで
全館を使用してイーブルなごやを利用するグループが日頃の活動や作品を紹介したり、講演会を開催するなど、活動内容を開放してグループ間の交流を図りました。観て、聴いて、話して、体験して、つながりました!
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交流コーナー
6月29日(土曜日)午前10時から午後1時まで
おしゃべり、お食事など、情報交換の場として用意しました。多くの子ども連れの参加があり、コーヒー・紅茶のセルフサービスをご利用いただきました。 参加者全員で交流し思いをひとつにしました。 |
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「みんなでアンコンシャス・バイアスについて語ろう」
6月29日(土曜日)午後1時15分から午後3時まで
最近よく耳にする言葉「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」について、参加者同士で周りにある身近な出来事を気軽に語ることで気づきを深めました。
<実行委員会企画・主催講座L-2>
交流会
6月29日(土曜日)午後3時30分から午後4時30分まで
全館オープングループ活動デーの様子を参加グループ自ら紹介していただく場を設けました。あけぼの合唱団、手話サークルひまわりの会にご協力いただき、10周年を記念して最後に参加者全員で合唱し、思いをひとつにしました。
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全館でスタンプラリーを行いました
6月29日(土曜日)
風船のある箇所でスタンプを押し、全部揃ったら3階ホール前ロビーで景品と交換するスタンプラリーを企画しました。スタンプの場所を探している子どもたちの姿も見られ、とても好評でした。また、スタンプ場所の近くの部屋に立ち寄る方もいて、スタンプラリーの効果もみてとれました。 |
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舞台発表
6月30日(日曜日)正午から午後4時30分まで
イーブルなごやで活動しているグループによる舞台発表です。発表された団体はすべて素敵なパフォーマンスをされていて、日頃の活動成果を十分に発揮されていました。5年ぶりの開催でしたが、今回も観て、聴いて、楽しんで発表者と参加者ともにつながった舞台発表となりました。
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2分の1 B紙展示
イーブルなごや館内展示 5月24日(金曜日)から6月29日(土曜日)
グループの活動紹介や作品を2分の1サイズのB紙にして展示しました。29グループが参加しました。テーマ毎の参加グループ数は次のとおりです。女性の生き方(1)、子育て(3)、社会参画(6)、現代的課題(2)、表現(12)、国際(2)、表現・健康(1)、教育(1)、その他(1)
主催:イーブルなごや・フェスティバル2024実行委員会 イーブルなごや
全館オープングループ活動デー参加グループ募集
舞台発表 参加グループ募集
イーブルなごや・フェスティバルの「舞台発表」として、3Fホールをグループ活動の発表に提供します。あなたのグループの活動を紹介し、会員以外の人にも観て聴いて楽しんでいただき、新しいひろがりへとつなげてみませんか。
パープルリボンキャンペーン2024(女性に対する暴力をなくす運動)
イーブルなごやでは「女性に対する暴力をなくす運動」期間にあわせて、そのシンボルであるパープルリボン装飾品を館内に飾り付けてキャンペーンを実施しました。今年は「動画でパープルリボンダンスフェスタ!」を開催しました。YouTube「イーブルチャンネル」で公開しているパープルリボンダンス「BREAK THE CHAIN」の動画への「イイネ」を募集し、期間中に最も沢山の「イイネ」を集めた動画を制作した団体・グループに賞を進呈するイベントです。また、この運動に賛同いただいたディンプルアートデザイナーの協力を得て、イーブルなごや利用者と作成したディンプルアートを展示しました。
「パープルリボンキャンペーン」
【開催期間】 | 令和6年11月12日(火曜日)~11月25日(月曜日) |
【場所】 | イーブルなごや 学習棟・情報棟1階~3階 |
【内容】 |
玄関に飾り付けたバルーンのパープルアーチをくぐると、学習棟1階のロビーはオーナメントを中心としたパープルで華やかに装飾して来館者をお出迎えしました。入館してすぐの場所にパープルとオレンジのリボンで飾り付けたツリーを設置しました。オレンジは子ども虐待防止運動のシンボルカラーです。イーブルなごやでは毎年コラボリボンツリーと称して、パープルとオレンジのリボンをツリーに装飾しています。1階ロビーでは、フォトスポット等の華やかな装飾で、来館者にキャンペーンをPRしています。年を重ねるごとに利用者のキャンペーンの認知も広がり、暴力防止のメッセージが伝わる機会となっています。
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イーブルなごや・フェスティバル2020に始まり、毎年追加している暴力撲滅キャンペーンのテーマダンス「BREAK THE CHAIN(鎖を断ち切れ!)」の動画をロビーの大型モニターで上映しました。今年新たに追加した動画は、桜花学園高等学校ダンス部によるもので、学生のみなさんが自ら振り付けし、パープルのTシャツやバンダナを身に着けて作成していただいたものです。 この動画も計4動画となり、今年は「動画でパープルリボンダンスフェスタ!」なる初めてのイベントを開催しました。YouTube「イーブルチャンネル」で公開している動画への「イイネ」を募集し、最も沢山の「イイネ」を集めた動画を制作した団体・グループに賞を進呈するイベントです。この結果、桜花学園高等学校ダンス部が優勝し、後日に賞状・賞品の授与式を執り行いました。
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玄関ロビーには今年度もフォトスポットを用意しました。期間中、華やかな装飾をバックに写真をとる参加者の姿がありました。ロビーの総合受付ではスタッフが作成した安全ピン付きパープルリボンを受付に設置し、パープルリボンキャンペーンのご賛同者に付けていただくようお声をかけさせていただいています。(パープルリボン配布数:144個)
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期間中は館外からみえる南窓にキャンペーンポスターを掲示してアッピールしました。
イーブルなごや相談室の前には、相談室によるパープルの飾り付けブースが用意されました。期間中はパープル壁に装飾され、相談室のリーフレットやDV・デートDVに関するカードとともにパープルグッズを展示しています。 |
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今年度は、「名古屋市SDGs推進プラットフォーム交流会」にて出会うことができましたATELIER RELIESAのデザイナーさんの協力を得て、イーブルなごや利用者の方々と作成したディンプルアートを装飾品に新たに加えました。ディンプルアートはキラキラ透明絵の具で描く新しいアートです。車のフロントガラスの中間膜の廃材から開発された新しい絵の具で、乾くと自然な凸凹が生まれ、ぬり絵のように簡単にステンドグラスのような作品を作ることができます。イーブルなごやでコロナ禍に使用したアクリルボードを再利用して、イーブルなごやの利用者とパープルリボンのメッセージを込めながら作成しました。
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さらに、イーブルなごや指定管理者による主催講座「女性起業家ビギナーズサロン」の受講者から、このキャンペーンに向けて新たにクロスステッチ刺繍の作品提供があり、展示しました。回を重ねるにつき、キャンペーンへの理解者・賛同者が拡がっています。 | ![]() |
学習棟2階のフリースペースには、利用者が暴力防止のメッセージを作成・掲示できるコーナーを設けました。キャンペーン期間終了時には、女性の人権や自分らしく生きることへのメッセージ、また暴力防止への強い気持ちを表現したメッセージが集まりました。 キャンペーン期間中に開催したイーブルなごや指定管理者による主催講座「女性に対する暴力をなくすために「わたし」の想いを言葉にしてみよう」で、参加者が紫のお花紙を使って作成した花束をこのコーナーに展示するとともに、参加者によるメッセージも掲示し、多くの利用者に参加いただいたキャンペーンとなりました。
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今年度も多数の利用団体からの協力を得られ、パープルハンドメイド品を多く展示し、例年以上に華やかな展示となりました。そのひとつである「糸紡ぎの会」のメンバーの方には、日頃から「イーブルーム」にボランティアスタッフとして参加いただき、利用者とともに手仕事を行っていただいています。今年度は新たに、羊毛やシルクで作ったパープルのトーキングスティックなどのイーブルーム利用者とともに作成したグッズを提供いただきました。他の利用団体から提供いただいた作品とともに1階連絡通路の作品展示コーナーに展示し、利用者の方が足をとめ、丁寧に各作品を見られる姿がありました。
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【協力団体】
- 託児の会「たんぽぽ」:パープルリボン折り紙、羊・はりねずみマスコット、ハートのボンボン
- ベビーキルトの会:キルトボール、リボンボンボン
- ビーズクラフト:ビーズアクセサリー
- イーブルなごや3RL:パープル布を活用した指編み
- 糸紡ぎの会:パープルのハンドクラフト(トーキングスティック、アートヤーン吹きながしなど)
- フェスティバル実行委員会:ディンプルアート
「女性に対する暴力をなくす運動」のパネル展示」を開催
【開催期間】 | 令和6年11月2日(土曜日)~11月25日(月曜日) |
【場所】 | イーブルなごや 学習棟・情報棟1階 連絡通路 |
【展示物】 | ウィルあいち情報ライブラリー「知ってほしい、DVのこと(2023年改訂)」 |
【内容】 |
11月のパネル展示では「女性に対する暴力をなくす運動」に関連して「知ってほしい、DVのこと」をテーマにパネル展示を実施しました。DVの被害の実態、相談のしづらさ、被害者の保護の法律のこと。全ての人に知ってほしい情報をまとめました。2024年の法改正についても追加されており、相談窓口もご紹介しています。
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「女性に対する暴力をなくす運動」の図書展示」を開催
【開催期間】 | 令和6年11月1日(金曜日)~12月15日(日曜日) |
【場所】 | イーブルなごや 図書資料室 |
【内容】 |
パープルリボンキャンペーン中に開催する11月の図書展示として「暴力をなくすために」をテーマに10冊を選び、展示しました。
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イーブルなごや・フェスティバル2025実行委員募集
パープルリボンキャンペーン参加者募集
「パープルリボンダンス」の動画募集
イーブルなごや・フェスティバル2024 2分の1 B紙展示のレポート
イーブルなごや・フェスティバル2023
今年度も男女共同参画週間の6月に開催しました。「語ることから始めよう! ~その人らしくあるために~」のテーマそのままに、参加者同士で身近にあるアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を気軽に語りあう市民交流事業の主催講座「ジェンダーについて語ろう」をイーブルなごや指定管理者と実行委員会が連携して実施しました。
また、来年度2024年度はイーブルなごや10周年であり、過去のフェスティバルで実施された開催内容を振り返るとともに、来年度のフェスティバルについて皆で意見を出し合い、語り合う場を設けました。
今年度も「2分の1B紙展示」を実施しましたが、最終日に展示グループ同士のミニ交流会を初めて開催し、紙面だけの繋がりから一歩踏み出したイベントとなりました。
語ることから始めよう! ~その人らしくあるために~
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「ジェンダーについて語ろう ~わたしのアンコンシャス・バイアスについて~」
イーブルなごや主催講座 6月24日(土曜日)午後1時から午後2時30分まで
家庭・教育・社会の中で知らず知らずインプットされた性別役割分担にとらわれ、家事・育児は女性、所得を得る仕事は男性がしなければならないと考えていないかなど、誰しもがもつ「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」について、身近な出来事から気付いたことを参加者同士で気軽に語り合いました。
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[10周年記念]イーブルなごや・フェスティバル2024について語ろう
ホール 6月24日(土曜日)主催講座から引き続き開催
5つのグループに分かれて、次の手順でイーブルなごや・フェスティバル2024で実施したいことを語り合いました。
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2分の1 B紙展示
イーブルなごや館内展示 5月26日(金曜日)から6月24日(土曜日)
グループの活動紹介や作品を2分の1サイズのB紙にして展示しました。国連の持続可能な開発目標SDGsの分野別ステッカーを用意して、各団体の活動目標に一致するものをB紙に貼り展示しました。 テーマ毎の参加グループ数は次の通りです。女性の生き方(1)、子育て(3)、社会参画(12)、現代的課題(3)、表現(4)、国際(3)、健康(1)、教育(1)、その他(2)
ホールで2分の1 B紙展示&ミニ交流会 6月24日(土曜日)
最終日は館内に展示していた2分の1B紙をホールに集め、分野別にまとめて展示し、出展した9グループによる作品紹介やお話をしながらの交流会を開催しました。ホールのスクリーンには、コロナ禍以前のフェスティバルで実施していた「オープングループ活動デー」や「舞台発表」などの写真や動画を投影し、これを見ながら談笑する参加者の姿がありました。
主催:イーブルなごや・フェスティバル2023実行委員会 イーブルなごや