パープルリボンキャンペーン2020(女性に対する暴力をなくす運動)のレポート

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イーブルなごやでは「女性に対する暴力をなくす運動」週間にあわせて、そのシンボルであるパープルリボン装飾品を館内に飾り付けてキャンペーンを実施しました。今年は「イーブルなごや・フェスティバル2020」を同時に開催したため、キャンペーンカラーのパープルだけでなく、イーブルなごやのメインカラーであるオレンジやグリーンを加えて造った風船アーチのゲートでお出迎えしました。

「パープルリボンキャンペーン」と「イーブルなごや・フェスティバル2020」コラボ

【開催期間】 令和2年11月6日(金曜日)~11月30日(月曜日)
【場所】 イーブルなごや 学習棟(受付前)
【内容】

イーブルなごや学習棟入口を入った受付前スペースを、パープルリボンキャンペーン(パープル)とイーブルなごやのシンボル(オレンジとグリーン)のカラーを中心に飾り付けました。今年度は新型コロナウイルス感染症の感染予防対策のため、利用者によるツリーのリボン飾り付けを辞め、同時に開催したイーブルなごや・フェスティバル2020実行委員会の委員の方により、事前に飾り付けて設置しました。


  ・パープルリボンの色の趣旨は、女性に対する暴力根絶
  ・オレンジリボンの色の趣旨は、児童虐待防止
「パープルライトアップ」と「イーブルなごや・フェスティバル2020」コラボツリーの画像
「パープルライトアップ」と「イーブルなごや・フェスティバル2020」コラボの画像

今年度は、ダンス「BREAK THE CHAIN(鎖を断ち切れ!)」の動画を作成し、これをコラボツリーの横に設置したモニターに上映、暴力撲滅のメッセージを多くの利用者に伝えました。ダンス「BREAK THE CHAIN」は世界的な女性への暴力防止キャンペーンのテーマダンスであり、女性の権利向上を求めて世界各地で踊られています。

パープルダンス画像1 パープルダンス画像2

ダンスを踊るのは「名古屋市立大学パープルダンスチーム2020」の名古屋市立大学の6名です。また、イーブルなごや・フェスティバル2020の実行委員の皆様にもご協力いただきました。
暴力は、決して許されるものではありません。このダンス動画により、暴力撲滅のメッセージが多くの皆様に伝わることを願って、イーブルなごやホームページからも配信しました。

「パープルリボンキャンペーン」

【開催期間】 令和2年11月12日(木曜日)~11月25日(水曜日)
【場所】 イーブルなごや 学習棟・情報棟 1F~3F
【内容】

今年度は学習棟・情報棟の渡り廊下に、パープル色の光るピンポン玉をつなげたガーラントを装飾しました。コンセントを引き電飾で利用者の目にとまる装飾も行っています。

パープルガーラント画像1 パープルガーラント画像2
(わたり廊下のトップライトを点灯)(パープルピンポン玉を点灯)

イーブルなごやの利用団体様によるパープル装飾品も館内のいたるところに展示しました。恒例となっていたパープルリボンの折り紙や切り絵の作成については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため利用者が作成するブースを設けず、今までに作成いただいた折り紙や切り絵を館内随所に展示して華やかさを出しました。

パープルキャンペーン装飾品画像 パープルキャンペーン装飾品画像 パープルキャンペーン装飾品画像
 

イーブルなごや相談室の前には、相談室によるパープルの飾り付けブースが用意され、相談室のリーフレットやDV・デートDVに関するカードとともにパープルグッズが展示されました。

相談室パープルキャンペーン画像
相談室パープルキャンペーン画像 相談室パープルキャンペーン画像
 

今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により利用者が少ないキャンペーンとなりましたが、来館者には受付で配布した安全ピン付きのパープルリボンを付けていただきました。(パープルリボン配布数:117個)

【協力団体】

  • 託児の会「たんぽぽ」:パープルリボン折り紙、羊・はりねずみマスコット
  • ベビーキルトの会:大・小キルト、キルトボール、リボンボンボン
  • 六点会:毛糸ボンボン
  • ビーズクラフト:ビーズアクセサリー
  • イーブルなごや3RL:パープル布を活用した指編み
  • イーブルなごやフェスティバル実行委員会:パープルリボン折り紙、毛糸ボンボン

パープルリボンキャンペーン看板の画像

 

装飾品の館内展示マップ画像

装飾品の館内展示マップ画像

 

市民交流事業講座「デートDVを考えよう」を開催

【開催日時】 令和2年11月14日(土曜日)
【講座名】 デートDVを考えよう ~高校生が考えている性のこと~
【場所】 イーブルなごや 視聴覚室
【内容】

親や支援者に対して、高校生の現状を正しく理解した上で、デートDVや性暴力の被害者に寄り添い、防止するために何が必要かを学ぶ講座を開催しました。

保健室から子どもたちに伝えたいこと
[講師] 愛知県立刈谷東高校通信制 副校長 牛山 美奈

高校の保健室に来る生徒の様子や相談の内容など、現在の高校生が考えている性のあれこれって何?を擁護教諭経験者のお立場からお話いただきました。

「高校生の性に関する調査」の結果から読み取れること
[講師] 咲江レディースクリニック 院長 丹羽 咲江

デートDVについて正しく学ぶとともに、愛知・思春期研究会が行う高校生向けのアンケートを元に、高校生の性に対する考え方、悩みや気持ちを学びました。

 

「女性に対する暴力をなくす運動」のパネル展示」を開催

【開催期間】 令和2年11月3日(火曜日)~12月1日(火曜日)
【場所】 イーブルなごや 情報棟1F 活動フロア
【内容】

11月のパネル展示では「女性に対する暴力をなくす運動」に関連して「幸せな恋愛をするために知っておこう デートDVってしってる?」をテーマにパネル展示を実施しました。 デートDVとは交際相手から受ける暴力のことであり、なぐる、けるだけでなく、言葉や態度による暴力もあること、相手のことを「こわい」と思ったら、それはすべて暴力であることなど、憧れの先輩と付き合うことになった“ネコ美”の恋愛を通して、デートDVについて一緒に考える場を設けました。

 
「女性に対する暴力をなくす運動」の展示画像 「女性への暴力をなくすために」の展示画像

展示物:くにたち男女平等参画ステーション「パラソル」作成ポスター

 

「暴力について考える」をテーマに図書を展示

【開催期間】 令和2年11月1日(日曜日)~11月30日(月曜日)
【場所】 イーブルなごや 図書資料室
【内容】

11月の図書展示として「暴力について考える」をテーマに10冊本を選び、展示しました。

 
「暴力について考える」テーマの図書展示画像 「暴力について考える」テーマの展示図書リスト画像