イーブルなごや・フェスティバル2020のレポート
イーブルなごや・フェスティバルは男女共同参画週間がある6月に開催する予定で準備を進めてきましたが、3月に新型コロナウイルス感染症の影響を受けイーブルなごやが臨時休館となり、全国でもイベントが次々と中止されるなか、開催時期、内容を大きく見直さざるを得なくなりました。実行委員会で話し合いを重ねた結果、開催時期を11月に延期し、コロナ禍でも開催できるイベントとして「パネルディスカッション」と「グループ活動紹介」を企画しました。
また、11月は「女性に対する暴力をなくす運動期間」でもあり、このコラボ企画として暴力防止キャンペーンをテーマにしたパープルリボンダンス「BREAK THE CHAIN」の動画を作成し、「パネルディスカッション」の場で披露しました。
感染防止に気を配りながらの開催でしたが、大学生を含む新しい実行委員が加わって、世代をこえたつながりを求めて決めたテーマ「つなげよう 明日へ ~世代をこえて考える 私たちにできること~」を実現できたフェスティバルとなりました。
つなげよう 明日へ
~世代をこえて考える 私たちにできること~
特別講演会 11月20日(金曜日)14:00~15:30 3Fホール
「成熟社会での生き方、ワーク・ライフ・ソーシャル=ハイブリッド人生」
人生において家事や育児などの「ライフ」、仕事の「ワーク」、そして地域活動やボランティア活動などの「ソーシャル」の3つを大切にすることで生まれる相乗効果を中心に、元祖イクボスが勧める成熟社会での生き方についてお話しいただきました。
講師:川島 高之 さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン理事)
主催:イーブルなごや(名古屋市 男女平等参画推進センター・女性会館)
実行委員会企画 11月21日(土曜日)13:00~16:00 3F ホール
~女性に対する暴力防止キャンペーンダンス
ダンス「BREAK THE CHAIN(鎖を断ち切れ!)」の動画を披露しました。このダンスは、世界的な女性への暴力防止キャンペーンのテーマダンスであり、女性の権利向上を求めて世界各地で踊られています。ダンスを踊るのは「名古屋市立大学パープルダンスチーム2020」の名古屋市立大学の6名で、新たに実行委員会に加わった大学生の呼びかけで結集しました。
第1部 パネルディスカッション「今だからこそ考える 私たちにできること」
日頃活動しているイーブルなごやへの理解を深め、コロナ禍で改めて気づかされたことを皆で共有し、考える機会となりました。
[パネリスト]
- 木村開代子 名古屋市教育委員会生涯学習課 社会教育主事
- 村瀬 智子 名古屋市男女平等参画推進室 主査
- 清水 浩子 NPO法人生涯学習ネットワーク中部 理事長
- 後藤 大樹 名古屋市立大学人文社会学部現代社会学科 3年
[コーディネーター]
- 伊藤 克恵 イーブルなごや指定管理者アイ・コニックスグループ代表
第2部 イーブルなごやを拠点に活動しているグループによる活動紹介
2分の1B紙展示に出展したB紙を大きく映したスクリーンをバックに、日頃のグループの活動を紹介しました。
10月23日(金曜日)~11月21日(土曜日) イーブルなごや壁面 ※最終日はホール壁面
2分の1 B紙展示
23グループが参加しました。今回は国連の持続可能な開発目標SDGsの分野別ステッカーを用意して、各団体の活動目標に一致するものをB紙に貼り展示しました。 テーマ毎の参加グループ数は次のとおりです。
女性の生き方(1)、子育て(4)、社会参画(7)、現代的課題(1)、表現(4)、国際(1)、健康(3)、その他(2)
主催:イーブルなごや・フェスティバル2020実行委員会 イーブルなごや