友だちがデートDVをしていたら
デートDVをしている本人は「自分がデートDVをしている」なんて気づいていない。
もし気づいていても、それを認めたくないことがほとんどだ。
ストレートな指摘は、相手を反発させてしまうかもしれない。
だけど「相手も悪いからしょうがないよ」なんて言って、暴力を肯定しちゃダメ。
話し方はどうであれ「暴力は絶対にダメ」ということを忘れないで。
そしてその友だちが大切なら、それを気づかせてあげて。
そのためには…。
どうして暴力をふるうのか、そのことをどう思っているのか最後まで聞くこと。
そして傷ついた相手のことをどう思っているのか、どういう関係でいたいと思っているのか、一緒に確認していこう。
時には相手と距離をおくようにすすめることも必要かも。
大切なことは、暴力でない解決方法や相手を傷つけない気持ちの伝え方をいっしょに考えてみよう。
暴力を振るった本人も「どうして自分はこんなことをしてしまうんだろう」って悩んでいるかもしれない。
暴力は否定しても、友だちのすべてを否定しないようにね。
信頼できる大人に相談することもとても大切。